2025/11/06

2025/11/21

一人起業の成功例から学ぶ!4つの秘訣と3つの成功モデル


「一人で起業するのは不安」
「どんな事業なら成功するのだろう」
「自分でも一人起業できるのかどこかで確認したい」


本記事は、そんな思いを持つあなたに向けて「一人起業の成功例から学ぶ、成功するための秘訣」と「事前に知っておきたい一人起業のメリット/デメリット」をお届けします。





個人で事業を立ち上げる一人起業は、自由な働き方やライフスタイルを手に入れられるというメリットがあります。しかし、一方で様々な課題もあり、うまく対策を講じないと失敗に終わる可能性もあります。


一人起業のメリット・デメリット、成功例を紹介しながら、あなたの一人起業を成功させるためのポイントを解説していきます。




一人起業のメリット5つ



一人起業には、主に以下のようなメリットがあります。




少ない資金でスタートできる


事業内容にもよりますが、オフィスの賃貸料、設備投資など、様々な経費を最小限に抑えられ、少ない資金でスタートできるというメリットがあります。


財政的なリスクを最小限に抑えつつ、商品やアイデアを試すことができるといった点では、一人起業は非常に魅力的な選択肢と言えます。






時間を自由に使える


会社員やチームでの仕事では、出社時間や退社時間、会議の予定など、他人や組織のスケジュールに縛られることが多いですが、一人起業の場合、自分自身で働く時間をコントロールできます。

自分のペースで休息を取りながら、集中して深く思考する時間を持つこともできるため、創造性や効率が向上し、仕事の質にも良い影響を与えます。



ワークライフバランスを充実させたい方にも一人起業は向いていると言えるでしょう。




自由な意思決定




例えば、商品ラインナップの選定、マーケティング戦略、価格設定など、どんな方向に進むかを迅速に決めることができます。

意思決定が速いため、市場の変化に迅速に対応できるのも大きな利点です。




利益の最大化


事業の成果が全て自分に返ってくるため、利益の最大化が可能です。



例えば、商品の販売利益、サービスの提供に対する報酬など、全てが直接自分の収入となります。

成功した場合、そのリターンが非常に大きく、やりがいを感じることができます。




ストレスの軽減


会社員や大規模な組織で働く場合に感じがちな、人間関係でのストレスを抱えなくて済むのも一人起業の大きなメリットと言えます。

上司からのプレッシャーや人間関係の摩擦、過度な業務負担といったストレスから解放されます。




一人起業のデメリット3つ



一人起業はメリットが多く注目を集めている一方で、デメリットとなりうることもあります。
ここからは一人起業のデメリットを3つ紹介します。




代わりがいない


万が一、自分が病気や怪我で動けなくなったり、急に個人的な事情で業務を休む必要が生じたりしたときに、事業が停滞する可能性が高くなります。

場合によっては取引先からの信頼関係にも影響を与えることになり、事業の継続が難しくなるリスクもあります。

業務委託契約などを用いて、適切にリソースを配分し、リスクを分散させることで、代わりがいない状況を乗り越え、ビジネスの成長を維持することが重要と言えます。






自己管理が難しい


一人起業は働き方の自由度が高い半面、すべて自分で自己管理しなくてはなりません。
仕事の優先順位の設定やモチベーションの維持も自分です。

外部の誰かに監視されているわけではないため、自分一人で運営していると、自己管理が甘くなることもあります。
つい自分に甘くなってしまい、ビジネスを軌道に乗せれずに失敗する人もいます。

自己管理をしっかり行うことが、一人起業成功への鍵となります。




相談相手がいない


事業が行き詰まった時や、意思決定を行わなければならない場面で相談できる相手がいないというのは一人起業のデメリットの一つです。
一人で全てを抱え込むと、どうしても孤独感や精神的なプレッシャーを感じやすくなることがあるかもしれません。





事業に精通したメンターやアドバイザー、ビジネスコーチを通じて、適切なサポートを受けることができれば、このデメリットは十分に克服可能です。

一人起業家として成功するためには、外部の意見や助言を積極的に取り入れ、自己成長を促進することが重要です。






一人起業成功のポイント



ここからは、上記に記載した一人起業のメリット/デメリットを踏まえ、一人起業を成功させるために重要な、4つの要素をご紹介します。




商品に対する自信を持つ





商品に対して自信を持つには、一人起業家として、自分だけの唯一無二の商品設計を行う必要があります。
この商品設計を丁寧に行うことが、他社との差別化にも繋がります。

物販やコーチングのような、概念としては世の中にありふれている事業であったとしても、「唯一無二」の商品設計を行うことが、一人起業で成功していくためのポイントです。


一人起業の事業を市場展開していく上で重要なのが、一人起業家やスモールビジネスなどの後発組が、どのようにして中小企業や大企業といった先発組の強者との戦いに勝っていくかといった思考を前提に、商品設計を行なっていくことです。

このような後発組の戦略を、ランチェスター戦略と言います。
ランチェスター戦略の概念を念頭に、過去に成し遂げたことや苦しかった経験、昂った瞬間やイラっとくること、趣味、家庭環境など、自分の人生を棚卸しした上で、商品設計を行なっていきましょう。

そうすることで、自分だけのユニークさやポジション取りができ、ペルソナ設定や集客戦略のしやすい、自分の想いや考えが反映された我が子のような商品を作ることができます。





自分の想いや考えを反映した商品でなければ、自信を持って本気で売ることもできません。




営業に対する自信を持つ


「営業」と聞いて、緊張する、向いていない、押し売りしたくないという人も多いでしょう。

しかし、どれだけ良い商品を作っても、待っているだけでは誰も買ってくれません。

一人起業をする場合、お客様に気づいてもらう行動を自ら行うことからは逃れられないからこそ、まず意識すべきは「営業は悪いことだと絶対に思わない」ということです。



そして、「自分の商品であれば、目の前のお客様を救うことができる!」という熱い気持ちを持ってプレゼンすることが重要です。
商品設計で自分の想い・考えを込めた商品作りを行っていれば、「売り込む」のではなく、「お客様を助ける」といった精神で提案ができます。

そうしてお客様に自分の想いを込めた商品を受け取ってもらえると、営業に対する不安は消え、自信へと変わっていきます。




自分に対する自信を持つ


一人起業は自分自身が全ての決定を下し、事業の舵取りを行うため、「自分に対して自信を持つ」ことは事業運営において不可欠な要素です。

意思決定のスピードやリスクへの挑戦、自己改善、信頼の構築に至るまで、すべての側面で自分への自信が大きなプラスとなります。
また、あなたから商品に滲み出る自信や想いは、お客様が「あなたから買う理由」となり、お客様にとっての大きな価値になる可能性を秘めています。





自分を信じることができれば、どんな困難にも前向きに取り組み、成長し続けることができるため、起業家としての成功確度も上がります。




先を行く先人に話を聞く


一人起業で成功するためには、ビジネス本や自己啓発本に書かれているような民主化された情報を取り入れても意味がありません。
自分が成し遂げたい目標を既に達成している人の話を直接聞くことが何よりも重要です。
汎用的な情報よりも、「一次情報」に最も価値があります。

先人から一次情報を取り入れ、自分に合った戦略と戦術で行動していくことが成功の鍵となります。

既に先を行く先人に「戦略的に」「網羅的に」自分に合った内容で、現在の状況に合わせて「これからどうすれば良いか」を明確にしてもらうことが成功への最短ルートになります。






一人起業の成功事例


これまで一人起業のメリットやデメリット、成功のポイントなどを見てきました。

ここからは、一人起業を始めて大きく躍進されている方々を3名ご紹介していきます。
いわば、一人起業の成功例です。



一人起業の職種:フォトグラファー/編集者



フリーランス4年目(2024年10月当時)で、フォトグラファー/編集者として活動する森髙まきさん。
平均収入は月50万円でしたが、いつも目の前の仕事に追われ、これからのことが考えられない状態がずっと続いていました。

「これだけ一生懸命頑張ってもこのくらいの収入なんだ」と語るほど、事業の今後には暗雲が立ち込めていたのです。

そんな中、一人起業家や個人事業主の売上を、月100万円もしくは3倍にするために、コンサルティング、コーチング、実行支援を併せて行うサービス「SAKASERU」を受講。

事業を前進させる伴走者と、「自分だけの唯一無二の商品」を作り上げたことで、2ヶ月で、売上は0から月220万円を達成しました。

実績が向上したきっかけの1つは、商品設計を行なっていく中で、toC向けの商品から、toB向けの商品に切り替えた点にあります。中長期的に2年間ほどの期間をかけて、クライアントのブランディングを行なっていく事業が市場に求められました。
「売上は喜んでくれた人の数で、喜んでくれる人が多ければ多いほど売上が上がっていく」といったシンプルであり本質的なアドバイスから、営業へのメンタルブロックが解け、成果につながりました。

自身の経験から、「自分の人生を生きたいと思っている人で、その人がその手段としてフリーランスや個人事業主をしている人の背中を押す」サービスを作り上げ、軌道に乗せたことにより、現在は目標年収2,000万円に向けて自分の人生を謳歌しています





一人起業の職種:ペーパードライバーへの運転指導



白バイ隊員からペーパードライバーへの運転指導事業を設立。
月420万円の売上を達成し法人化した矢久保真さん。

売上は月170万円ほどありましたが、心身ともに疲弊しており、「これをずっと続けるのはきつい」と語っていた矢久保さん。

どうにかして現状を変えないといけないと思っていたタイミングで、一人起業家や個人事業主、フリーランスの売上を、3倍もしくは月100万円にするために、コンサルティング、コーチング、実行支援を併せて行うサービス「SAKASERU」を受講。

3ヶ月で高単価サービスを作り、200万円の利益を達成することを目標に掲げ、商品設計、集客戦略、営業の仕方を練り上げていきました。

過去に、低単価で疲弊していたことから、自身で高単価の商品を作ろうとしていくも、結果として上手くいかなかった経験がありました。しかし、高単価でありながら、満足度を下げずに提供できるプランを作成することができ、当初から約2〜3倍売上を伸ばすことに成功しました。利益目標を達成したのです。

現在は、関東圏のお客様以外のご依頼に応えるべく、関西、九州にも展開するために採用活動を行なっています。
売上1億円を達成することが今の目標です。





一人起業の職種:SNSの運用代行と運用スクール



SNS運用代行と運用スクールの事業を運営している森江朋生さん。
元々消防士として活動していた中、独立に踏み出しましたが、目標売上である月100万円を達成できずに、頭打ちの状態が続いていました。

SNSの運用代行だけでは単価が低かったため、「このままで大丈夫なのか」という漠然とした不安を抱える中、一人起業家やフリーランスの売上を、月100万円もしくは3倍にするために、コーチング、コンサルティング、実行支援を併せて行うサービス「SAKASERU」を受講。

売ることがゴールになっていたサービスを改善し、サービスを提供した後、リピートに繋がるほどクライアントの期待を超えることのできる商品設計を行ないました。
具体的な営業方法やサービス内容も固めたことで、あとは「実行するのみ」の状況を作り出し、目標である月100万円の売上を達成

現在は、SAKASERUを運営する株式会社蕾のSNS運用の発注も受ける等、自身のバリューを多方面で発揮している。




まとめ



一人起業は、自由が利くといったメリットと同時に、さまざまな課題もありますが、自分に合った戦略と戦術で適切な対策を講じていくことが成功への近道です。

一人起業の道は決して平坦ではありませんが、自分のスキルや強みを最大限に活かし、自分が成したい目標を既に達成している人の話を聞きながら計画を立て、ビジネスを軌道に乗せていけば成功への可能性は高まります。



一人起業成功の秘訣


ABOUT ME

株式会社蕾

運営者

堀江 慶浩

4年間厚生労働省に勤めた後に、個人事業主に。営業代行事業を開始し、1年で受注高4億、粗利8000万達成。株式会社蕾を設立し、営業代行事業に加え、コンサルティング事業を開始する。法人設立8ヶ月で経常利益1.2億を達成。豊富な営業経験とSNS戦略で、個人事業主を社長へ導く。

株式会社蕾

株式会社蕾

監修者

寺田 真幸

大阪市立大学卒。食品メーカーの営業としてキャリアを開始。その後Webマーケティングの領域に移行し広告代理店で従事。高校からの親友と株式会社GOAL-B(現ミズカラ)を共同創業。独立後、30〜200名規模の中小企業の経営企画を5社担う。シェアハウスで創業者の堀江と出会い、株式会社蕾の主力サービス「SAKASERU」「SAKASERUキャリア」を立ち上げ、2025年10月19日に取締役からCEOへ就任。

株式会社蕾

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監修者

本多 健太

システムエンジニアとしてキャリアをスタートしApple Payの国内導入など金融系のPJに携わった後、同社の新規事業立ち上げの部署でマーケティング、フィールドセールスへとキャリアチェンジ。放送業界向けのIPフローモニタリングソリューションを2年で都内キー局や大手SIerへの導入を果たした。独立系の大手SIer、ベンチャー企業への転職を経験し現在も新規事業のマーケティングの責任者として奮闘中。 株式会社蕾では自社サービスの設計および、SAKASERUにてクライアントの商品設計を担当し事業立上げをサポート。

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